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東京日野市の高幡不動尊では年がら年中いろいろなイベントが開催されている。中でも紫陽花の咲く頃の短歌・俳句大会はすっかりお馴染みとなった。スポーツイベントも盛んで地元の警察や門前町などの協力を得て空手や柔道、剣道など武術の大会も恒例開催されている。大会開催の時期は大方夏休みの頃で、少年少女がそのために、年明けからすぐ寒中の練習に汗を流す。

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無信心だった私は両親が亡くなってから仏壇に向かうようになった。その前は見も知らぬ祖父母のための小さな仏壇だったが当時は両親だけが手を合わせていた。春秋の彼岸法要、命日の墓参などその数は結構多い。挙句、住職や大黒さん、他にもお手伝いさんなどとも顔なじみとなり、墓参のたびにずかずかと座敷に上がりこんで自分でお茶を淹れたりしている。かしこまったお寺参りではなく、正に親戚の家に出向いた気分なのだ。

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完成が待たれる東京スカイツリーは3月に入り遂に600mの高さを突破。自立する建造物として世界一になった。最終的には634mとなるが、東京タワーに代わる電波塔としてのみならず新観光名所として近辺は今から大変な活気を見せている。特に浅草の賑わいは近年にないほどだと言う。日の出桟橋から浅草まで水上バスで、「♪春のうららの隅田川・・・」を上りながらのスカイツリー見物もなかなか見ごたえがある。

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亀に関する季語としては「亀鳴く」がある。しかし亀には発声器官がないので鳴かない。ただ俳諧的な趣があるので俳人は好んで用いる。私の句「亀鳴くも鳴かぬも妻とふたりかな」があるが、掲句の季語は「あたたかし」で主眼は春のあたたかさを表す。写真の亀は新宿中央公園の人工滝の上の池にいた。ペットとして飼われていたゼニガメなど小型の亀は最初は可愛らしかったが大きくなりすぎて飼うことが出来ず捨てられたのだろう。

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東京・阿佐ヶ谷の杉並区役所から中野区鷺宮方面へ伸びるこの並木道は通称中杉通りといい、冬の枯木立の時期を除いて欅が1年中青々としている。特に初夏の頃のみずみずしいまでの新緑は心が洗われる。この新緑はやがて濃い緑になり下を通る車や歩道の人々を直射日光から守ってくれる。長い間この近くの会場で句会があったのだが、バスを手前で降りて歩くのが楽しみな並木道だった。

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私の散歩コースのひとつに東京杉並を走る善福寺川緑地帯がある。時には孫を伴ってカメラを肩にぶらぶら2時間ほど歩く。孫が一緒だと足元が軽くなる。現在緑地帯の延伸工事が進められており、水源の善福寺まで川沿いを歩けるようになるらしい。たまたま通りかかったときにその護岸工事のコンクリートの小さな水溜りにたくさんのアゲハチョウが水を吸いに来て、その場をなかなか離れようとしなかった。

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通常蜘蛛の巣は見上げて見るが、低位置の植物にネットのように覆っているのを見かけたことはないだろうか。俳句ではどちらも「蜘蛛の囲」と表記される。写真のようにネット状に掛かっている巣は、草木に付いている小型の虫が外へ逃げないように被さる状態で張られているのではないかと想像する。非常に細かな網目なので、露や雨が通りにくく、また残りやすいわけである。

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私の所属する俳句結社「春耕」の名誉主宰であった皆川盤水先生が亡くなって早一年、その一周忌が近づいた。先生の生前の話題になるといまだに目頭が熱くなってしまうのは私だけではないだろう。とりわけ「春耕」創刊45周年に当たる今年のおめでたい席にこの笑顔の先生が居られぬというのが信じがたい。残された同人及び会員がその志を大事に受け継いでゆくことが大切であると思う。

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曼珠沙華は別名死人花、幽霊花、中でも知られているのが彼岸花。必ず秋の彼岸頃に真っ赤な花を咲かす。昔から死者に縁があると思われてきて墓地や寺院の境内で見かける。実は彼岸花は自生のものはあまり無く、その昔、飢饉になった時に球根を非常食とし、人があまり行かない墓地などに植えたのだ。毒があると言い伝えてむやみに取らせない工夫であった。葉を持たないこの花は枯れると棒状の茎だけが残りみすぼらしい。

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9月度で曼珠沙華を「葉を持たないこの花は枯れると棒状の茎だけが残りみすぼらしい」と書いたがちょうどその時期の写真が撮れた。撮影地は埼玉県日高市の巾着田で曼珠沙華の群生で有名。例年9月初旬から10月初旬まで「曼珠沙華まつり」が開催され多くの見物客で賑うのだが、中旬には遅咲きのものでもこのように情けない風情となってしまう。こうなると観光客はぐっと減り、付近の食事処や土産物屋も閉店休業の体である。

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中央線立川駅より至近の昭和記念公園は、戦後米軍の基地であった。返還後、国営の公園として市民に親しまれている。東京ドーム38個分の広大な緑地は四季折々の景観を楽しめる。春は桜、秋から冬にかけては銀杏並木の黄葉が眩しい。公園の目玉のひとつである日本庭園は必見。こちらは池を取り巻く楓紅葉が圧巻である。一周するには徒歩では回りきれないので乗り降り自由なパークトレインやレンタサイクルを利用すると良い。

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同じニュアンスの私の句に「一湾に汽笛を繋ぐ除夜の船」があるが、行く年を惜しむ気持が表れていると思う。横浜ベイブリッジを潜る遊覧船が帰港を告げる船笛に掲句を感じたわけだが、出船入船の汽笛にはいろいろなシチュエーションが浮かび、それぞれに感慨深いものがある。