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伊豆半島には有数の景勝地があり、更には本格的な温泉が半島の殆んどで楽しめる。東側の日の出、西側の落日は感動である。東側の伊東から下田への海岸線は伊豆七島の遠くまで見渡せることが出来る。その内の大島が間近に見える熱川付近から見た初日の出は大島の右肩を掠めるように上る。因みに伊豆七島は大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島で、全て東京都である。

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俳句で花と言うと桜であるが、古来は梅の花を指していた。「花の兄」、「春告草」とも言い語感が雅である。今年は異常気象なのだろうか、例年より開花が1〜2週間遅れているらしい。いずれにしても待ち焦がれた人と再会を果たす喜びにも似ていて、後に続く桃や桜の開花によって世の中は一気に春爛漫となる。春は希望に満ちた季節であるとつくづく思う。

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鳰はかいつぶりのことで俳句では単に「かいつぶり」というと季語は冬。また「鳰の浮巣」は夏。動きは俊敏で水中を縦横に泳ぎ、再び顔を出す場所を予測するのは難しい。春の鳰は抱卵に大童で、オスもメスも交代で卵を温める。交代時になるとどちらからともなくキュルキュルと高い声を上げ、今まで温めていた方はさっさと水中へ。交代に現われた一方は何事もなかったような顔で浮巣の卵を抱き始めるのである。

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浅蜊は日本各地で収穫されるお馴染みの貝のひとつ。春の潮干狩りといえば浅蜊であり、料理は世界中で多種多彩に渡る。さて私事だが、月に一度日本橋の寿司店を借り切っての俳句会に出席している。会費は少々高めだが句会後のお酒と食事が楽しみで続いている。兼題で「浅蜊」が出た時に掲句を出し入選した。そのあと奇跡が起きた。当日11名が出席したが、箸休めのアサリ椀になんと小蟹が。それも小生の椀にだけだった!

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東京・文京区の根津神社は徳川綱吉造営による権現造りの社殿など国の重要文化財が多数ある。しかし何と言っても毎年ゴールデンウィークに開催されるつつじ祭りは圧巻で、境内にはよく手入れされた3千株の躑躅が見事だ。この傾斜のつつじ苑はこの時期だけ有料で鑑賞できる。境内には植木市や骨董市が同時に催され多くの人で賑わう。この時期、夏目漱石などの文豪たちに愛された権現様の空気を吸うのも悪くない。

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俳句仲間と岐阜県長良川の鵜飼見物のチャンスがあった。篝火を焚いた鵜舟が見物する舟と並走してくれるので伝統漁を目の前で見ることが出来る。宮内庁の式部職の鵜匠は全国でもこの長良川の6人に限られているとのこと。鵜飼の様子はテレビなどでお馴染みだが早朝の鵜匠宅へ伺って驚いた。鵜は漁の前に餌は与えられない。空腹の鵜は動物的な声を発しとにかくじっとしていない。時折目線が合うと恐怖さえ感じた。

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<夏>は気象学的には6月〜8月までだが、俳句では立夏から立秋の前日までを指す。従って実際に1年で最も暑い8月が秋といわれてもぴんと来ないのが一般的である。立秋を過ぎてしまえば季節は秋だがその暑さを季語では<残る暑さ>や<残暑>と言う。対して暑かった夏とはいえ、どこか懐かしく充足感が残るのが夏の終わりだ。夏の終わりを惜しむ思いである<夏深し>や<晩夏>の季語がそれを表す。

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新宿御苑は元々高遠藩内藤家の下屋敷だったが、1879年に皇室御料地の新宿植物御苑となり、1906年に新宿御苑として開園。国民公園として一般に開放されたのは戦後1949年で、その40年後には昭和天皇の大葬の礼が行われた。広大な敷地は四季を通じて植物の宝庫であり、特に春の<桜を見る会>は有名。最近は秋に薪能が開催され人気を呼んでいる。カンナは夏のイメージがあるが秋の季語。

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先ごろ俳句仲間と1泊2日で60句出句を目指した鍛錬会を決行した。缶詰状態での会はかなりの苦行であった。場所は本郷の鳳明館。元々は明治30年代に下宿屋だったのを昭和に入ってここの創業者が買い取り、終戦後に修復をして旅館として今に繋いでいる。平成12年に登録無形文化財に指定されたという。この界隈は樋口一葉、夏目漱石、森鴎外など名立たる文豪たちの住居跡が今に残り、独特の風情が感じられる。(参考=ちい散歩)

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戦後しばらく米軍の基地だった立川昭和記念公園の銀杏並木が話題になっている。東京の銀杏といえば上野公園、神宮外苑、東京大学構内などが知られているが、こちらは規模の点で雲泥の差があると想う。鈴生りとなった銀杏の実から見え隠れする大空の青さはなんとも言えず、秋の深まりを大いに感じることが出来る。